ソフトボールへの思い
活動ができなくなって、改めてソフトボールへの思いを綴りたいと思います。
私は中学1年生のときに友だちから誘われてソフトボールを始めました。
当時はソフトボールという競技もルールも知りませんでした。
何となく毎日部活に行っていましたが、
ソフトに夢中になるきっかけとなったのは、
ソフト部の卒業生で教育実習に来ていた先生との出会いです。
一緒に楽しくプレーしてくれて、ソフトの面白さを教えてくれました。
小さなことでも、誰よりも嬉しそうに褒めてくれました。
先生に褒めてもらいたくて、もっと上手くなりたいと思いました。
昨日より遠くに打てるのが嬉しくて、
昨日より捕れるようになっているのが嬉しくて、
ソフトボールがどんどん好きになっていきました。
先生は教育実習が終わった後も定期的に練習に来てくれました。
呼ぶとすぐに来てくれるので(笑)、素振りを特訓してもらい、私は1番バッターになれました。
高校でも大好きなソフトを続けたいと思い、
ソフト部に体験へ行きました。
メニューを自分たちで進め、ひとつひとつこだわりながら考えてプレーしている姿をみて、
私もこのチームで続けたい!と思いました。
(ちなみに内部進学なので入試はパスです😜)
先輩たちの足元にも及ばないレベルで入部をためらう気持ちもありましたが、
それでも入りたい気持ちが強かったので入部を決めました。
入部してからは、
自分たちでチームを作っていくため、
メニューを話し合ったり、
練習後に振り返りミーティングをしたり、
自分で考えて意見をいう機会がとても増えました。
練習内容も密度が濃く体力的にも大変でしたが、必死でついていきました。
ケガした時期もありましたが、徐々にできるプレーが増えていきました。
特に、試合で初めてダイビングキャッチができた時は、とても嬉しかったです。
仲間と繋いで1点を取れたとき、
アウトを取ってベンチに帰って仲間がハイタッチしてくれたとき、
ミスしても仲間が励ましてくれたとき、
辛い練習を一緒に乗り越えたとき、
この淑徳ソフト部に入って良かったと毎回思います。
一人だと私は何もできませんが、
仲間がいることでたくさんのことができるようになりました。
ソフトボールを通じて出会った仲間が大好きです。
部活中は真剣に、普段は笑いが絶えない仲間と過ごす時間は私にとって大切な宝物です。
だから、この時間が削られてしまうことがとても悲しく、このまま最後の大会ができなかったらどうしよう、このまま部活が再開されなかったらどうしよう、と不安になります。
なんでこんな時代に高校生なんだろうと、悔しくなることもあります。
それでも、今の仲間に出会えたのは、この時代に生まれたからです。
この仲間となら、どんな困難も乗り越えられると信じています。
引退まで、泣いても笑っても残り半年少し。
もう自分がこれ以上上手くなれないと思うほどに上達して、仲間と一緒に大好きな先生を全国大会へ連れていくのが、今の私の一番の夢です。
一日も早く、世界が平和になりますように!
P.S.
ちなみに…中学時代の教育実習の先生が、今の高校ソフト部の先生です😉
